国家能源局は1月4日、通達を発し、北方地区の冬季のスモッグ対策に重点を置いて取り組みを進め、民生用の暖房の安全と電力使用の安全を確保することを前提に、暖気供給の「煤改電」（石炭焚きボイラーの電化）を整然と推進するよう求めた。配電施設の改造や住民の暖房用電力への補助など対策を総合的に立案し、各プロセスの連携を強化して、民衆が暖かく冬を過ごせるよう保障する。

　通達は次のように要請している。改造を計画しているが未完成の「煤改電」暖気供給事業については計画に従って整然と推進する。改造が未完成のもの、あるいは改造を完了しているが電力が暫時供給できない場合は、引き続き従来の暖気供給方式を採用することが出来る。「煤改電」暖気供給事業の計画配置を新たに進める場合、総合的な計画を適切に進め、配電網や農村電力網の改造と合わせて、電圧等級別に段階的に逐次実施しなければならない。改造後には電力網に部分的に「ボトルネック」が発生することは回避しなければならない。

　（経済日報 1月5日）