ハルビン電気集団ハルビン電気国際工程有限責任公司は3月29日、パキスタン国営電力公社所属のJamshoro Power Generation Company Limitedから2×660MWのJamshoro超々臨界石炭火力発電所の総価請負契約と5年間の運転保守契約を受注したと発表した。

　ハルビン電気国際工程有限責任公司は中国の企業の中でも最も早い時期から海外市場の開拓を進めてきた。特に同社がパキスタンで建設に参加した発電所は同国の総設備容量の約20％に当たる。

　今回受注したJamshoro大型石炭火力発電事業は660MWの超々臨界設備2基から構成され、設備容量1,320MWに上る。契約内容には設備の供給、設計、土木工事、架設、調整試験、試運転、職業訓練、運転保守等が含まれる。

　Jamshoro事業の受注は、中国の発電設備製造産業が「一帯一路」イニシアチブに呼応して海外市場の開拓で上げた大きな成果になる。

　（中国新聞網 3月29日）