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ロシアRIAノーボスチ9月17日モスクワ電によると、ロシアのノヴァクエネルギー相はメディアに対し、露中天然ガスパイプライン西線を建設する全ての技術条件がほぼ確定し、将来はこのパイプラインによって中国へ年間300億m3の天然ガスを供給することが出来ると表明した。一方、ガスプロムと中国石油天然ガス集団(CNPC)が調印した契約によると、「シベリアの力」ガスパイプライン(中露天然ガスパイプライン東線)からの年間ガス供給量は380億m3になる。
RIAノーボスチの報道によると、中国側が中露天然ガスパイプライン西線事業の早期実施を要望している理由は明らかである、米国との貿易戦争が勃発したものの、中国経済は依然発展を続けており、エネルギー需要は持続的に増加する。2017年の中国の天然ガス需要量は2,370億m3に達し、前年比15%の増加になった。2018年上半期の天然ガス需要量は前年同期比17%増加した。専門家の予測によると、中国の天然ガス需要量は2030年にはさらに倍増して4,800億m3に達する。中国国内の天然ガス採掘量の伸びが遅いため、ロシアから天然ガスを調達することは中国にとって必然的に信頼性の高い選択肢になる。
ガスプロムは中国にとって最も安定したエネルギー供給商の地位を確保するため、生産量のさらなる拡大を計画している。ガスプロムのミレル社長は、同社の今年の天然ガス採掘量は4,950億m3に達すると表明しており、アナリストの多くも、ガスプロムの今年の実際の生産量は5,000億m3を超えるとの見通しを示している。パイプラインはガスプロムにとって外国への輸出を行う唯一の方式ではない。ガスプロムは天然ガスパイプライン網の建設を加速する一方で、LNGの輸出も拡大している。ガスプロムの2017年の輸出総量の中でLNGは19%を占めた。
(中国能源網 9月19日)