日本と欧州連合（EU）は6月3日、次世代エネルギーとして期待される水素の利用拡大のため、官民合同の会議「日EU水素ハイレベルビジネスフォーラム」を東京都内で開いた。斎藤健経済産業相と欧州委員会のシムソン委員（エネルギー担当）は、関連インフラの標準化で連携する方針を明記した共同声明を採択。日・ＥＵで水素活用のためのインフラ標準化や国際ルール作りを主導することなどを目指し、水素の分野での両者の協力関係に関する工程表を共同作成する方針を固めた。

　ジェトロではこれを機に、日本企業と欧州企業の水素関連ビジネスを促進するための「日本-欧州水素ビジネス支援プラットフォーム」を立ち上げる。

 （JETRO、Reutersなど　6月3日）