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グーグル、原発から電力調達へ データセンター需要を背景に
2024/10/16
その他地域のエネルギー

 World Nuclear Newsが10月15日に報じたところによると、米IT大手、グーグル(Google)は同月14日、2030年までに小型の原発開発を手がけるカイロス・パワー(Kairos Power)から電力を調達する契約を結んだと発表した。

  カイロス・パワーは、次世代型の原子炉とされる小型モジュール炉「SMR」の開発を手がける米国企業。グーグルはAIの開発が加速する現状を受けて、新電源として、原子力エネルギーを利用して脱炭素化を進める考え。

  米国ではAIの利用拡大により、データセンターの電力使用量が、2023年から2030年の間に約3倍に増加するとの予測もある。

  米IT大手では、9月にも、マイクロソフトがスリーマイル島原発から電力供給を受けることを明らかにしており、アマゾンも今年3月に原発からの電力調達を決めている。

(World Nuclear News 10月15日)