中国煤炭工業協会の王顕政会長は14日、2010年の中国の全国石炭需要量は30億トンを超えるとの見通しを示した。 王会長によると、現在の中国の炭鉱の年産能力は20.3億トン、建設中の炭鉱の年産能力は11.04億トン、許認可済みの事業規模は2億トンになる。一方、今後数年は炭鉱の閉鎖が続けられるが、そうした生産能力削減の要因も考慮に入れても、2010年の炭鉱の生産能力は31億トン以上になる。また、石炭輸入量はこの5年間で、4.5倍になったが、輸入の増加傾向は続くと王会長は見ている。 なお、中国の石炭生産量は、2002年に14.15億トンであったが、2007年には25.36億トンに増加している。年平均の伸びは12.38%になる。また、石炭は中国の一次エネルギー生産量の76%、消費量の69%を占めている。 (中国煤炭資源網 4月15日)
中国煤炭工業協会の王顕政会長は14日、2010年の中国の全国石炭需要量は30億トンを超えるとの見通しを示した。
王会長によると、現在の中国の炭鉱の年産能力は20.3億トン、建設中の炭鉱の年産能力は11.04億トン、許認可済みの事業規模は2億トンになる。一方、今後数年は炭鉱の閉鎖が続けられるが、そうした生産能力削減の要因も考慮に入れても、2010年の炭鉱の生産能力は31億トン以上になる。また、石炭輸入量はこの5年間で、4.5倍になったが、輸入の増加傾向は続くと王会長は見ている。
なお、中国の石炭生産量は、2002年に14.15億トンであったが、2007年には25.36億トンに増加している。年平均の伸びは12.38%になる。また、石炭は中国の一次エネルギー生産量の76%、消費量の69%を占めている。
(中国煤炭資源網 4月15日)