世界先端水準の新エネルギー化学プロジェクトである「カルボキシル基合成と選択酸化DS-3プロジェクト」が深センに建設されることになった。また、付属の国家級重点実験室も深セン科技パークに設けられる。

　「カルボキシル基合成と選択酸化DS-3プロジェクト」では、サトウキビ、ワラ、茎など再生可能な炭水化合物を原料として、10種類余りのアルコール系燃油添加剤を生産する。独自の革新によるハイテク重工業プロジェクトであり、製品には、発熱量が大きい、安定性が高い、環境保護に優れる、総合循環利用が可能といった多くの長所が備わる。石油製品と結びつけることで、新型燃料として生成することができ、こうした新型燃料は技術指標や発熱量において現在の石油製品よりも優れる。電力、自動車、動力など幅広く応用可能で、燃焼性能を著しく改善し、汚染の排出を減らす。

　（中国石化新聞網 4月16日）