国連環境計画 (UNEP)とREN21(21世紀のための再生可能エネルギー・ネットワーク)が先頃発表したレポートによると、中国の2007年における再生可能エネルギー発電設備投資額は129億ドルで、世界第2位となった。なお、第1位はドイツ（140億ドル）、第3位は米国（100億ドル）であった。また、2006年末の時点で再生可能エネルギー発電設備の規模が最も大きかったのは中国で5,200万kW、以下、ドイツ、米国の順となった。

　世界の再生可能エネルギーで投資が最も大きかった分野は風力発電であり、再生可能エネルギー全体の47％を占めた。太陽エネルギー発電の投資額は30％を占めた。2007年の世界の再生可能エネルギー発電に対する投資総額は710億ドルに上った。これに太陽電池の生産及び研究開発を加算すると総額は1,000億ドルを超える。なお、2005年の世界の再生可能エネルギー発電への投資額は400億ドル、2006年は550億ドルであった。

　（中国石化新聞網 4月16日）