中国海洋石油総公司(CNOOC)の周守為副総裁は5日、同社が2年内に米国メキシコ湾の石油・天然ガス・リースエリアへ投資するよう希望していることを明らかにした。周守為副総裁は詳細についてはコメントを避け、「海上権益の買収を進めるつもりだ」とだけ述べた。 周守為副総裁によると、CNOOCは目下世界中で投資の機会を模索している。 なお、周守為副総裁は同社のイランからのLNG獲得の進展についてもコメントを避けたが、中国はすでに4ヵ所のLNGターミナルが完成しており、今後ともLNGターミナルを増やしていくと述べた。周守為副総裁の予想によると、中国のLNG需要量は2020年までに7.9兆立方フィートに拡大するが、その時点での国内からのLNG供給量は2.9兆立方フィートに過ぎない。そのため、中国のLNG輸入量は今後とも引き続き増加する見込みである。 CNOOCは、2010年までに60億ドルを投じて12億boe(石油換算バレル)の石油・天然ガス埋蔵量を買収し、さらに2020年までに500億ドルを投資して水深3000メートル超の石油・天然ガス埋蔵量30億boeを買収するよう計画している。 (中国石化新聞網 5月7日)
中国海洋石油総公司(CNOOC)の周守為副総裁は5日、同社が2年内に米国メキシコ湾の石油・天然ガス・リースエリアへ投資するよう希望していることを明らかにした。周守為副総裁は詳細についてはコメントを避け、「海上権益の買収を進めるつもりだ」とだけ述べた。
周守為副総裁によると、CNOOCは目下世界中で投資の機会を模索している。
なお、周守為副総裁は同社のイランからのLNG獲得の進展についてもコメントを避けたが、中国はすでに4ヵ所のLNGターミナルが完成しており、今後ともLNGターミナルを増やしていくと述べた。周守為副総裁の予想によると、中国のLNG需要量は2020年までに7.9兆立方フィートに拡大するが、その時点での国内からのLNG供給量は2.9兆立方フィートに過ぎない。そのため、中国のLNG輸入量は今後とも引き続き増加する見込みである。
CNOOCは、2010年までに60億ドルを投じて12億boe(石油換算バレル)の石油・天然ガス埋蔵量を買収し、さらに2020年までに500億ドルを投資して水深3000メートル超の石油・天然ガス埋蔵量30億boeを買収するよう計画している。
(中国石化新聞網 5月7日)