中国石油天然ガス集団(CNPC)は8日、中国西北部にある蘇里格ガス田の天然ガス処理施設が完成したと発表した。同施設の処理能力は50億m3に上り、アジア最大とのこと。

　蘇里格ガス田の生産能力は来年100億m3になるため、CNPCは3.07億元を投じてこの天然ガス処理施設を建設した。今年6月末に操業を開始する予定。

　蘇里格ガス田処理施設での処理を経た天然ガスは、内蒙古周辺に供給されるとともに、加圧された上で陝京（陝西−北京）パイプラインに供給される。そのため、この処理施設は蘇里格天然ガス事業全体の中で中枢的な地位を占める。

　（北京商報 5月9日）