中国石油化学工業規画院の白頤副院長は9日、華東、華南地区及び農村地区におけるLPG(液化石油ガス)需要の急増に伴い、2010年にはLPG不足量は730万トンになるとの予想を明らかにした。 この数年、北京、上海、広州等の都市はクリーン・エネルギーを推進しており、天然ガスは次第に民生用ガスの主力になりつつあるが、中小都市や郷鎮地区ではLPG拡大の余地は依然大きい。特に華東と華南のLPG消費量は全国総消費量の62%を占め、ガラス、陶磁、セメント産業等からのLPG需要は急拡大を続けている。 白頤氏によると、今後とも中国のLPG消費は拡大の余地が大きいが、市場の飽和やLNG(液化天然ガス)への転換のため、今後10年、LPG消費量の伸びは鈍化すると予想される。 とはいえ、製油業界筋の計画によると、2010年の中国のLPG総需要量は2,620万トンになると見込まれるが、その頃の生産量はわずか1,890万トンに過ぎず、LPG不足量は730万トンに達する見込みである。 (新華網 5月12日)
中国石油化学工業規画院の白頤副院長は9日、華東、華南地区及び農村地区におけるLPG(液化石油ガス)需要の急増に伴い、2010年にはLPG不足量は730万トンになるとの予想を明らかにした。
この数年、北京、上海、広州等の都市はクリーン・エネルギーを推進しており、天然ガスは次第に民生用ガスの主力になりつつあるが、中小都市や郷鎮地区ではLPG拡大の余地は依然大きい。特に華東と華南のLPG消費量は全国総消費量の62%を占め、ガラス、陶磁、セメント産業等からのLPG需要は急拡大を続けている。
白頤氏によると、今後とも中国のLPG消費は拡大の余地が大きいが、市場の飽和やLNG(液化天然ガス)への転換のため、今後10年、LPG消費量の伸びは鈍化すると予想される。
とはいえ、製油業界筋の計画によると、2010年の中国のLPG総需要量は2,620万トンになると見込まれるが、その頃の生産量はわずか1,890万トンに過ぎず、LPG不足量は730万トンに達する見込みである。
(新華網 5月12日)