海関総署が12日発表した最新統計によると、今年第1四半期における中国の原油総輸入量のうち、中国石油化工(SINOPEC)と中国石油天然ガス(CNPC)の2大集団による輸入が72.8%を占めた。 第1四半期における原油輸入量は4,553万トン、輸入額は300.3億ドル。輸入量は前年同期比14.9%増、輸入額は90.6%増となった。平均輸入価格は659.6ドル/tで、前年同期比66%上昇した。 一方、第1四半期の中国の原油輸出は57.9万トン、輸出額は3.3億ドル。輸出量は前年同期比11.9%増、輸出額は89.2%増となった。平均輸出価格は568.9ドル/tで、前年同期比69.1%の上昇となった。 国際原油価格が高水準で推移し、国内石油製品価格との逆ザヤが発生しているため、中国の大型製油企業はいずれも精製すればするほどに赤字が増える状態にある。一部製油所はコストを節約するため、「メンテナンス」を名目に操業を停止し、石油製品の市場投入を減らしている。 (北京商報 5月13日)
海関総署が12日発表した最新統計によると、今年第1四半期における中国の原油総輸入量のうち、中国石油化工(SINOPEC)と中国石油天然ガス(CNPC)の2大集団による輸入が72.8%を占めた。
第1四半期における原油輸入量は4,553万トン、輸入額は300.3億ドル。輸入量は前年同期比14.9%増、輸入額は90.6%増となった。平均輸入価格は659.6ドル/tで、前年同期比66%上昇した。
一方、第1四半期の中国の原油輸出は57.9万トン、輸出額は3.3億ドル。輸出量は前年同期比11.9%増、輸出額は89.2%増となった。平均輸出価格は568.9ドル/tで、前年同期比69.1%の上昇となった。
国際原油価格が高水準で推移し、国内石油製品価格との逆ザヤが発生しているため、中国の大型製油企業はいずれも精製すればするほどに赤字が増える状態にある。一部製油所はコストを節約するため、「メンテナンス」を名目に操業を停止し、石油製品の市場投入を減らしている。
(北京商報 5月13日)