冷え込んでいた広東経由の原油輸出が目下急速な回復を示している。広州海関(税関)から聞いたところでは、国際油価の持続的上昇に伴い、今年1〜4月の原油輸出は25.2万トンに達し、89.8%もの伸びを示した。また、輸出額は1.7億ドルで、2.9倍となった。平均輸出価格は663.7ドル/tで、54%の上昇となっている。 昨年1月から原油輸出に対して5%の輸出税が課税されるようになり、その影響で広東口岸(通商口)経由の原油輸出は急速な冷え込みを示していたが、国際原油価格の高騰が続き、広東口岸経由の原油輸出が回復したのである。 今年1〜4月の原油輸出先は日本、韓国、マレーシア。うち日本と韓国向けの昨年同期の輸出実績はなかった。 一方、広州海関の統計によると、今年1〜4月に広東口岸経由で輸入された原油は1,060.3万トン、前年同期比18%増となった。平均輸入価格は650.5ドル/tで、59.4%の上昇。なお、4月の輸入価格は700ドル/tの大台に乗って、725.9ドル/tとなった。持続的な価格高騰のため輸入量は減少し始めており、4月の輸入量は昨年2月期ぶりに200万トンを下回った。 (広州日報 5月13日)
冷え込んでいた広東経由の原油輸出が目下急速な回復を示している。広州海関(税関)から聞いたところでは、国際油価の持続的上昇に伴い、今年1〜4月の原油輸出は25.2万トンに達し、89.8%もの伸びを示した。また、輸出額は1.7億ドルで、2.9倍となった。平均輸出価格は663.7ドル/tで、54%の上昇となっている。
昨年1月から原油輸出に対して5%の輸出税が課税されるようになり、その影響で広東口岸(通商口)経由の原油輸出は急速な冷え込みを示していたが、国際原油価格の高騰が続き、広東口岸経由の原油輸出が回復したのである。
今年1〜4月の原油輸出先は日本、韓国、マレーシア。うち日本と韓国向けの昨年同期の輸出実績はなかった。
一方、広州海関の統計によると、今年1〜4月に広東口岸経由で輸入された原油は1,060.3万トン、前年同期比18%増となった。平均輸入価格は650.5ドル/tで、59.4%の上昇。なお、4月の輸入価格は700ドル/tの大台に乗って、725.9ドル/tとなった。持続的な価格高騰のため輸入量は減少し始めており、4月の輸入量は昨年2月期ぶりに200万トンを下回った。
(広州日報 5月13日)