中国石油天然ガス集団(CNPC)の5月19日の発表によると、今回の四川大地震によって、CNPCの四川、重慶、陝西、甘粛における油田・ガス田、石油化学、販売等の傘下企業が被害を受け、グループの直接経済損失は17億元超に上った。 18日20時の時点で、CNPCの被害は、死者5人、負傷者44人、行方不明者5人、連絡の取れない者5人。また、被害を受けたサービス・ステーションは908軒、うち停止したのは65軒に上る。被害を受けた石油タンクは47基になる。油田・ガス田では、ステーション165ヵ所、浄化施設1ヵ所、パイプライン71本が被害を受けた。全体の直接経済損失は17.8億元に上る。 なお、四川に石油製品を供給する生命線である蘭州−成都−重慶パイプラインは5月13日に送油を再開し、18日12時までの時点で累計8.2万m3のガソリンと軽油を被災区に送った。送油能力、石油タンクの備蓄はいずれも地震発生前のレベルに回復している。 (緑港燃気資訊網 5月21日)
中国石油天然ガス集団(CNPC)の5月19日の発表によると、今回の四川大地震によって、CNPCの四川、重慶、陝西、甘粛における油田・ガス田、石油化学、販売等の傘下企業が被害を受け、グループの直接経済損失は17億元超に上った。
18日20時の時点で、CNPCの被害は、死者5人、負傷者44人、行方不明者5人、連絡の取れない者5人。また、被害を受けたサービス・ステーションは908軒、うち停止したのは65軒に上る。被害を受けた石油タンクは47基になる。油田・ガス田では、ステーション165ヵ所、浄化施設1ヵ所、パイプライン71本が被害を受けた。全体の直接経済損失は17.8億元に上る。
なお、四川に石油製品を供給する生命線である蘭州−成都−重慶パイプラインは5月13日に送油を再開し、18日12時までの時点で累計8.2万m3のガソリンと軽油を被災区に送った。送油能力、石油タンクの備蓄はいずれも地震発生前のレベルに回復している。
(緑港燃気資訊網 5月21日)