環境保護部の呉暁青副部長(次官)は23日、四川大地震発生後の環境状況について説明し、環境保護部核安全局の監督検査と環境モニタリングの結果、現時点で放射性物質の漏れは発見されておらず、全ての核施設は安全な状態にあると表明した。 呉暁青副部長によると、環境保護部核安全局は地震発生後直ちに専門家を派遣し、四川省環境保護局と共同で8つのチームを設けて、大きな被害の出た6州・市の放射能の安全状況について検査を進めた。 22日正午の時点で、危害を及ぼす恐れのある放射性物質合計50個を発見、うち35個は回収したが、15個は位置を特定したものの、回収していない。15個のうち3個は建築物の倒壊によって埋もれており、回収出来ない状況にある。また、残りの12個は危険な場所にあるため、現場の要員も立ち入ることが出来ない。 環境保護部は現地の関係部門に対し、当該地区の瓦礫を整理する時には環境保護部門に通知して回収するよう求めた。 今のところ、放射能漏れによる事故は発生していないとのこと。 (環境保護部ウェブサイト5月26日)
環境保護部の呉暁青副部長(次官)は23日、四川大地震発生後の環境状況について説明し、環境保護部核安全局の監督検査と環境モニタリングの結果、現時点で放射性物質の漏れは発見されておらず、全ての核施設は安全な状態にあると表明した。
呉暁青副部長によると、環境保護部核安全局は地震発生後直ちに専門家を派遣し、四川省環境保護局と共同で8つのチームを設けて、大きな被害の出た6州・市の放射能の安全状況について検査を進めた。
22日正午の時点で、危害を及ぼす恐れのある放射性物質合計50個を発見、うち35個は回収したが、15個は位置を特定したものの、回収していない。15個のうち3個は建築物の倒壊によって埋もれており、回収出来ない状況にある。また、残りの12個は危険な場所にあるため、現場の要員も立ち入ることが出来ない。
環境保護部は現地の関係部門に対し、当該地区の瓦礫を整理する時には環境保護部門に通知して回収するよう求めた。
今のところ、放射能漏れによる事故は発生していないとのこと。
(環境保護部ウェブサイト5月26日)