韓国の李明博大統領は28日、中韓経済界講演会において、韓国は、製造業のみならず、ソフト、金融、情報通信、流通等の知識経済サービス分野で中国との協力を強化するよう希望すると表明し、さらに、世界の石油、原材料、食糧価格が高騰する中、韓国と中国は共通の課題に直面しているため、両国が原子力等の新エネルギー開発で協力を進めて、グリーン産業と省エネ型産業構造への転換をともに実現するよう希望すると述べた。

　また、李大統領は、中国には1.8万の韓国企業が進出しており、韓国企業が中国の中西部開発や東北地区の開発に投資するよう希望すると述べ、一方、中国企業もまた韓国への投資を拡大して韓国企業との協力を強化するよう希望するとした。

　（中国石油集団ウェブサイト 5月30日）