パキスタン政府筋によると、同国は中国に対して、IPI天然ガスパイプライン(イラン−パキスタン−インド)へ参加するよう説得することを検討している。 匿名のパキスタン政府筋は5月29日、『パキスタンポスト』紙に対し、「中国はすでにIPI天然ガスパイプラインへの参加について大きな関心を示している。現在、インドも含め各参加国は早急に合意文書を締結するよう努力している」と述べた上で、「イランと中国はいずれもこの構想に対して支持を表明している」と付け加えた。 また、パキスタンの駐イラン大使Ma'ashllah Shakiriも、パキスタンとイランのこの問題についての合意が成れば、IPIパイプラインは速やかに着工できると表明していた。 イランとインドがIPI天然ガスパイプライン構想を打ち出したのは1994年。しかし、政治やビジネス上の問題により、特にインド側の決定が遅れているため、IPIパイプラインの決定は先延ばしになり、目下暗礁に乗り上げている。 (中国油気管道網 6月3日)
パキスタン政府筋によると、同国は中国に対して、IPI天然ガスパイプライン(イラン−パキスタン−インド)へ参加するよう説得することを検討している。
匿名のパキスタン政府筋は5月29日、『パキスタンポスト』紙に対し、「中国はすでにIPI天然ガスパイプラインへの参加について大きな関心を示している。現在、インドも含め各参加国は早急に合意文書を締結するよう努力している」と述べた上で、「イランと中国はいずれもこの構想に対して支持を表明している」と付け加えた。
また、パキスタンの駐イラン大使Ma'ashllah Shakiriも、パキスタンとイランのこの問題についての合意が成れば、IPIパイプラインは速やかに着工できると表明していた。
イランとインドがIPI天然ガスパイプライン構想を打ち出したのは1994年。しかし、政治やビジネス上の問題により、特にインド側の決定が遅れているため、IPIパイプラインの決定は先延ばしになり、目下暗礁に乗り上げている。
(中国油気管道網 6月3日)