ロスネフチのボグダンチコフ社長は5日、同社が2005年に中国石油天然ガス集団(CNPC)と調印した石油売買契約は依然有効であり、ロスネフチは同契約を履行する用意があると表明した。なお、1年前、ロスネフチは2010年に満了になる同契約に対して不満を示していた。 また、ESPOパイプライン(東シベリア−太平洋パイプライン)から中国に石油を供給する問題について、ボグダンチコフ社長は、パイプライン石油輸送料と見込まれる石油供給規模が確定されてから、中国側と交渉する用意があると述べた。ボグダンチコフ社長によると、現在、同社はロシア連邦価格監督局と輸送料について討議しており、交渉開始はその後になる。 また、ボグダンチコフ社長は、出来る限り国内市場への供給と石油精製を優先するが、ロスネフチは中国に供給する可能性のある余剰石油は留保するだろうと指摘した。 (俄新網 RUSNEWS.China 6月6日)
ロスネフチのボグダンチコフ社長は5日、同社が2005年に中国石油天然ガス集団(CNPC)と調印した石油売買契約は依然有効であり、ロスネフチは同契約を履行する用意があると表明した。なお、1年前、ロスネフチは2010年に満了になる同契約に対して不満を示していた。
また、ESPOパイプライン(東シベリア−太平洋パイプライン)から中国に石油を供給する問題について、ボグダンチコフ社長は、パイプライン石油輸送料と見込まれる石油供給規模が確定されてから、中国側と交渉する用意があると述べた。ボグダンチコフ社長によると、現在、同社はロシア連邦価格監督局と輸送料について討議しており、交渉開始はその後になる。
また、ボグダンチコフ社長は、出来る限り国内市場への供給と石油精製を優先するが、ロスネフチは中国に供給する可能性のある余剰石油は留保するだろうと指摘した。
(俄新網 RUSNEWS.China 6月6日)