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【石油・天然ガス】

シェブロンがカザフスタンの石油パイプライン建設を支援 (08/06/10)
2008/6/10
アジア【石油・天然ガス】

 米国第2位の石油会社シェブロンのデヴィッド・オライリーCEOは8日、同社はカザフスタンとの合弁石油会社Tengiz Chevroilの主要株主として、国営石油会社カズムナイガスによる石油パイプライン建設を支援すると述べた。同パイプラインはAtyrauのYeskeneからカスピ海のAktau港に近いKurykまで。総工費は15億ドル。

 シェブロンは目下カザフスタンにおける石油生産の大幅な拡大を図っており、このパイプラインによって、シェブロンの石油輸出の選択肢が増えることになる。なお、Tengiz Chevroilの計画によると、今年末には石油日産量を約60%引き上げて、54万バレル/日又は2,500万トン/年にする。シェブロンはここ数年、CPCパイプライン(Tengiz油田〜黒海沿岸のノボロシスク)の送油能力増強を図ってきた。

 一方、ロシアは5月7日、同パイプラインの年間送油能力を2012年までに倍増させ、6,700万トンにすることに同意している。

 (中国石化新聞網 6月10日)