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【石油・天然ガス】

カナダの石油会社がタジキスタンの56油田開発 (08/06/16)
2008/6/16
アジア【石油・天然ガス】

 カナダの石油会社Tethus Petroleum傘下のKulob Petroleum Limitedがタジキスタン政府と生産物分与契約に調印した。

 タジキスタンエネルギー工業相Sherali Gul によると、Kulob Petroleum Limitedは、Khodzha Sartez、Uzunakhor、 Pushion、Yuzhny Pushion 及びBeshtenbekのガス田も含め、タジキスタン南部の56の油田を開発する。ガス田の埋蔵量は1.5兆m3に上る見込み。

 Kulob Petroleum Limitedは当初株式の70%を保有するが、投資償還後は持ち株比率が50%ずつになる。

 なお、Tethus社のCEO、David Robson氏は、昨年11月、タジキスタン南部のKubyab地区で大規模な天然ガス埋蔵量を発見できるとの見通しを示し、また、タジキスタン政府から強力はサポートを得られると強調していた。

 一方、ロシアのガスプロムも6月10日、タジキスタンの地質探査を進めることでタジキスタン政府と基本合意文書に調印した。ロシアの外交官がイタルタス通信に明かしたところによると、合意の対象になるガス田は、Rengan, Sargazon, Sarykamysh及びZapadny Shaambary。

 ガスプロムは現時点で、埋蔵量600〜650億m3と見られるガス田のライセンスを有している。

 (ITAR-TASS NEWS AGENCY 6月13日・中国石化新聞網 6月16日)