6月27日、トルクメニスタンのアム河天然ガス事業Bagtyyarlyk鉱区で第一天然ガス処理施設が着工された。この天然ガス処理施設は中国と中央アジアを結ぶ天然ガスパイプラインの起点になり、同パイプラインにとって主要天然ガス供給源になる。

　アム河天然ガスプロジェクトは海外における中国の共同天然ガス探査開発プロジェクトとして最大の規模になる。中国とトルクメニスタンは、2006年4月、アム河右岸油田・ガス田に関する生産物分与契約と、トルクメニスタン国営天然ガスコンツェルンからの天然ガス購入契約に調印した。2009年には、Bagtyyarlyk第一天然ガス処理施設の天然ガスが、トルクメニスタンからウズベキスタン、カザフスタンを経由するパイプラインによって中国に輸送されることになる。

　（中国石油新聞中心 6月30日）