30万トン級公用埠頭と敷地500万m2の商用石油備蓄基地建設プロジェクトが6日、海南省洋浦で着工された。

　同プロジェクトに出資するのは、国家開発投資公司の全額出資子会社である国投交通公司と、石油製品ロジスティクスでは世界最大のオランダRoyal Vopak社。30万トン級2ヵ所、10万トン級2ヵ所、5万トン級2ヵ所の埠頭を備える公用原油埠頭及び石油製品埠頭と、敷地面積500万m2の商用石油備蓄タンクエリアを建設し、総工費は70億元に上る。

　なお、海南省洋浦は、東南アジア及び華南地区の物流と海運を担う中枢港湾並びに国際競争力を有する石油化学基地、石油商用備蓄基地、林業・パルプ・製紙一体化基地を核とする「1港３基地」の確立を図っている。

　（新華網 7月7日）