海南煉化の年間精製量800万トンの製油プロジェクトが7月1日、完了検査に合格した。21ヶ月にわたる試験操業を終えて間もなく正式操業に入る。

　このプロジェクトは中国石油化工集団(SINOPEC)の重点建設事業の1つであり、投資額114.14億元、15基のプラントや原油・石油製品埠頭、付設の石油製品貯蔵・輸送施設からなる。2004年9月に着工され、2006年9月に試験操業に入っていた。

　ユーロ３のガソリンと軽油500万トン、ユーロ４のガソリンと軽油120万トンの年産が可能である。試験操業は順調であり、2007年の原油精製量は802.46万トン、石油製品生産量は742.3万トンに上り、軽油の収率は80％以上に達している。また、総合エネルギー消費は当初の設計値を4％下回った。設備の国産化率は97％に達している。

　（中国石化新聞網 7月8日）