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中国
【電力】

広州市 オリンピック開会式当日は計画停電を一時中止 会期中は警備を大幅強化 (08/08/07)
2008/8/7
中国【電力】

 広州供電局によると、広州市は8月8日のオリンピック開会式と24日の閉会式は計画停電をすべて中止して、市民がテレビで式典を見ることが出来るようにする。

 現在、猛暑が続いているため、広州の電力供給は逼迫している。広州供電局によると、すでにオリンピック会期中の優先電力供給対象を、重要性に応じて3種類に分けて確定しており、特に党・政府・軍関係、メディア等の重要部門や民生用については電力供給案及び緊急対策案をすでに策定し、実施に移している。オリンピック会期中、電力供給部門は企業が自主的にピークシフトを行なうよう指導することになる。万一電力供給に異常な不足が生じた場合、電力供給部門はまずオリンピックに関わる重要な需要家、重要な場所や震災救援物資生産企業及び民生用の電力供給を確保する。

 また、このところ、武装警察隊や公安は電力指令センター、変電所や重要送電線に対する警備を強化しているが、特にオリンピック会期中は巡回の回数を増やし、各種警報設備を24時間稼働させ、枢要地点には常に監視の当直を立てて、異状があった場合、直ちに処理できる体制にする。

 (金羊網 8月7日)