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【エネルギー全般・政治経済】

中国とASEANのエネルギー協力には大きな可能性 (08/08/14)
2008/8/15
中国【エネルギー全般・政治経済】

 東南アジア諸国連合(ASEAN)エネルギー閣僚会議に出席した国家能源局副局長・孫勤は、中国とASEANはエネルギー分野において一定の相互補完性があり、エネルギー協力は中国とASEANの経済貿易強力の重要な一部になっていると表明した。

 孫勤副局長によると、ASEANと中国の相互補完性は高く、ASEANは資源を提供するのみならず、中国にとって重要なエネルギーのルートになる。中国もまた石油・天然ガス開発分野の協力を展開し、ASEANの企業との提携を推進するよう希望している。また、中国は現在原子力発電開発に力を入れており、アジア諸国、発展途上国が原子力を平和的に利用して安全でクリーンなエネルギーを確立することを支援する。さらに、再生可能エネルギー分野における中国とASEANの協力も大きな展望が開けている。水力発電やASEAN広域電力網の構築の面で双方の協力はすでに進展している。中国とASEAN諸国との間にはすでに良好なエネルギー協力の基盤が築かれている。多国間協力の枠組みでのエネルギー政策や情報交換だけでなく、2国間のエネルギー協力も進められている。中国とASEAN諸国は政府間の定期交流の仕組みを確立しており、企業間の共同事業も進められている。例えば、中国とミャンマーは、ミャンマーと中国西南部を結ぶ天然ガスパイプラインプロジェクトを確定している。

 (中国能源網 8月14日)