国務院関税税則委員会は15日に公布した通達の中で、8月20日より、コークス輸出税率を現行の25%から40%に、コークス用原料炭輸出税率を現行の5%から10%に引き上げると発表した。また、8種類の瀝青炭については、輸出税を課税し、暫定税率は10%とする。 税関統計によると、国際コークス用原料炭価格の高騰で今年に入ってから中国の石炭輸出は大幅に増加している。6月期のコークス輸出量は前年同期比15.1%増の150万トンに達した。一方、国内の石炭供給は今年以降極めてタイトな状況にあり、多くの炭種の価格は今年に入ってからの上昇幅が50%以上に上っている。 今回の税率引き上げは、石炭のさらなる輸出を抑制して、国内の供給圧力を緩和することが目的である。 但し、政府は今年初めにコークス輸出税を15%から25%に引き上げたものの、国際価格の上昇幅の方が大きいため、輸出抑制効果を発揮できず、大量輸出を招いている。 (広州日報 8月18日)
国務院関税税則委員会は15日に公布した通達の中で、8月20日より、コークス輸出税率を現行の25%から40%に、コークス用原料炭輸出税率を現行の5%から10%に引き上げると発表した。また、8種類の瀝青炭については、輸出税を課税し、暫定税率は10%とする。
税関統計によると、国際コークス用原料炭価格の高騰で今年に入ってから中国の石炭輸出は大幅に増加している。6月期のコークス輸出量は前年同期比15.1%増の150万トンに達した。一方、国内の石炭供給は今年以降極めてタイトな状況にあり、多くの炭種の価格は今年に入ってからの上昇幅が50%以上に上っている。
今回の税率引き上げは、石炭のさらなる輸出を抑制して、国内の供給圧力を緩和することが目的である。
但し、政府は今年初めにコークス輸出税を15%から25%に引き上げたものの、国際価格の上昇幅の方が大きいため、輸出抑制効果を発揮できず、大量輸出を招いている。
(広州日報 8月18日)