米ブルームバーグの26日付報道によると、英国で上場しているImperial Energyをインド国営石油会社ONGCが14億英ポンド(25.8億ドル)で買収するとの公算が高まっている。Imperial Energyは、ONGCの提示価格が1株1,250ペンスであることを明らかにした。 ONGCはImperial Energyの買収をめぐって、中国最大の製油企業である中国石油化工集団(SINOPEC)や韓国国営石油公社(Korea National Oil Corp.)と間で熾烈な競争を展開している。8月13日にロイター社は、SINOPECの提示価格はONGCを上回ったとも伝えており、先行きはなお不透明である。 インド政府は2012年までの年間成長率を10%と予想しているが、インド国内の石油生産量は低下を続け、最早増産は見込めない。現在、インドは石油需要の4分の3を輸入に依存しており、そのため、インドの石油企業は、ロシア、カザフスタン、イランやアフリカでの石油事業への投資を模索している。 (中国石化新聞網 8月27日)
米ブルームバーグの26日付報道によると、英国で上場しているImperial Energyをインド国営石油会社ONGCが14億英ポンド(25.8億ドル)で買収するとの公算が高まっている。Imperial Energyは、ONGCの提示価格が1株1,250ペンスであることを明らかにした。
ONGCはImperial Energyの買収をめぐって、中国最大の製油企業である中国石油化工集団(SINOPEC)や韓国国営石油公社(Korea National Oil Corp.)と間で熾烈な競争を展開している。8月13日にロイター社は、SINOPECの提示価格はONGCを上回ったとも伝えており、先行きはなお不透明である。
インド政府は2012年までの年間成長率を10%と予想しているが、インド国内の石油生産量は低下を続け、最早増産は見込めない。現在、インドは石油需要の4分の3を輸入に依存しており、そのため、インドの石油企業は、ロシア、カザフスタン、イランやアフリカでの石油事業への投資を模索している。
(中国石化新聞網 8月27日)