山西省炭層ガス産業協会は9日、中国石油天然ガス集団(CNPC)が「山西省泌水盆地炭層ガス輸送パイプライン計画案研究」を完成させたことを明らかにした。同計画案によると、CNPCは、泌水盆地周辺の市場の状況を見ながら、35kmの炭層ガスパイプラインを建設して西気東輸パイプラインに連結することになる。炭層ガスパイプラインは、直径610mm、圧力6.3MPa。起点は泌水県端氏鎮金峰村、終点は西気東輸パイプラインの泌水加圧ステーションになる。年間供給量は30億m3になる見込み。 泌水盆地周辺及び山西省南部の市場拡大は緩慢であり、晋城、臨汾、運城等の炭層ガス需要は小さい。山西省でガス需要の多い太原は泌水盆地から遠い。結局、パイプラインを西気東輸パイプラインに連結して、炭層ガスを省外に輸送することになった。同炭層ガスパイプラインは、西気東輸パイプラインにとっては新たなガス供給源になり、天然ガス需給ギャップの緩和に一役買うことになる。 (山西商報 9月11日)
山西省炭層ガス産業協会は9日、中国石油天然ガス集団(CNPC)が「山西省泌水盆地炭層ガス輸送パイプライン計画案研究」を完成させたことを明らかにした。同計画案によると、CNPCは、泌水盆地周辺の市場の状況を見ながら、35kmの炭層ガスパイプラインを建設して西気東輸パイプラインに連結することになる。炭層ガスパイプラインは、直径610mm、圧力6.3MPa。起点は泌水県端氏鎮金峰村、終点は西気東輸パイプラインの泌水加圧ステーションになる。年間供給量は30億m3になる見込み。
泌水盆地周辺及び山西省南部の市場拡大は緩慢であり、晋城、臨汾、運城等の炭層ガス需要は小さい。山西省でガス需要の多い太原は泌水盆地から遠い。結局、パイプラインを西気東輸パイプラインに連結して、炭層ガスを省外に輸送することになった。同炭層ガスパイプラインは、西気東輸パイプラインにとっては新たなガス供給源になり、天然ガス需給ギャップの緩和に一役買うことになる。
(山西商報 9月11日)