9月18日、鄭州で開催された「環境保護と生態文明建設」フォーラムにおいて、中国工程院院士の黄其励氏は「中国再生可能エネルギーの現状及び開発ロードマップ」と題する講演を行い、2050年までに石炭や石油から再生可能エネルギーへの代替が大きく進み、全国のエネルギー需要の43％を再生可能エネルギーが賄うとの予想を発表した。すなわち、今後再生可能エネルギーは補充エネルギーから主流エネルギー乃至は主導エネルギーへ徐々に昇格することになる。

　黄其励氏は、中国が経済社会の持続可能な発展を実現するには、省エネの強化、クリーン・エネルギー技術の開発、再生可能エネルギーの開発と利用が必然の道であり、そうした対策は、ネルギー構造を高度化し、在来型エネルギーを補完し、環境保護と温暖化ガスを削減する上でも重要な方法になるとの考えを示した。

　（大河網 9月19日）