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【石油・天然ガス】

タイとミャンマー、天然ガス海上パイプラインの可能性について検討 (07/09/06)
2007/9/6
アジア【石油・天然ガス】

タイとミャンマーは海上にパイプラインを敷設してミャンマーのM-9天然ガス鉱区の天然ガスを輸送する可能性について目下検討している。アセアンのエネルギー閣僚会議において、タイ国エネルギー相は、すでにミャンマーのエネルギー相とタイ・ミャンマーエネルギー貿易合弁企業を設立する可能性について討議したと明らかにした。

 M-9天然ガス鉱区の埋蔵量は1.5兆立方フィートに上り、1日約3億立方フィートのガス供給が可能であるが、同鉱区の開発費は10億ドルになると見られており、タイのPPEP社は共同開発に参加する国外のパートナーを募っている。現時点でOman Oil社が5%の出資に同意し、ミャンマー政府は15%出資することになっている。筆頭株主であるPPEP社の持ち株は30〜40%になり、それ以外は他の株主の保有になる。

 タイのエネルギー相は、海上天然ガスパイプラインを実施するには困難が多いが、この計画は将来十分実現可能であると述べた。

 (中国油気管道網 9月6日)