31日に発表された共同声明によると、中国とカザフスタンは、中国−カザフスタン天然ガスパイプラインを2009年末までに完成させるよう努力することで合意した。

　同パイプラインは中国−中央アジア天然ガスパイプラインの一部であり、第1期はすでに全線で着工されている。完成すると、トルクメニスタンから、ウズベキスタン、カザフスタンを経て中国の第2西気東輸パイプラインへ、年間300億m3の天然ガスが30年間供給されることになるが、中国の天然ガス需要が旺盛であるため、同パイプラインの輸送力拡充を検討することも中国とカザフスタンの間で合意された。

　（中国石油新聞中心 11月4日）