ロスネフチとトランスネフチは近日中に中国の金融機関との間で、石油供給とパイプライン建設に関する融資契約に調印する。 これらの契約には、中国側金融機関からロスネフチへの150億ドル及びトランスネフチへの100億ドルの融資や、中国石油天然ガス集団(CNPC)とトランスネフチのESPOパイプライン中国支線建設の協定が盛り込まれる。また、中露は石油長期貿易契約にも調印することになる。 CNPCの消息筋によると、上記の契約内容も含め合計10件余りの契約書が今月25日までに調印されるとのこと。 現在、中露の関係者が契約の詳細、特に利率問題について交渉を行っているが、ロシア側が固定利率を求めているのに対し、中国側は変動利率を求めているなど、隔たりがある。 また、石油価格については、ロシア側はESPOパイプライン完成後、太平洋沿岸に石油取引センターを設ける公算があり、中国向けの石油価格についても、この太平洋沿岸価格を適用すると見られる。 (21世紀経済報道 11月5日)
ロスネフチとトランスネフチは近日中に中国の金融機関との間で、石油供給とパイプライン建設に関する融資契約に調印する。
これらの契約には、中国側金融機関からロスネフチへの150億ドル及びトランスネフチへの100億ドルの融資や、中国石油天然ガス集団(CNPC)とトランスネフチのESPOパイプライン中国支線建設の協定が盛り込まれる。また、中露は石油長期貿易契約にも調印することになる。
CNPCの消息筋によると、上記の契約内容も含め合計10件余りの契約書が今月25日までに調印されるとのこと。
現在、中露の関係者が契約の詳細、特に利率問題について交渉を行っているが、ロシア側が固定利率を求めているのに対し、中国側は変動利率を求めているなど、隔たりがある。
また、石油価格については、ロシア側はESPOパイプライン完成後、太平洋沿岸に石油取引センターを設ける公算があり、中国向けの石油価格についても、この太平洋沿岸価格を適用すると見られる。
(21世紀経済報道 11月5日)