11月26日、中石油昆侖燃気有限公司と蘭州市人民政府は戦略協力枠組協議書に調印し、蘭州の天然ガス市場の総合開発を進めることになった。 蘭州市にはすでにガス市場が形成されているが、合意によると、昆侖燃気は、市の発展計画と結びつける形で、蘭州の民生用、商業用、工業用天然ガス市場の総合開発を図り、蘭州周辺でも天然ガス市場を開拓するとともに、関連産業の開発も進める。昆侖燃気はそのため、蘭州燃気化工集団有限公司を再編して、新たに共同出資公司を設ける。 蘭州は中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)の渋寧蘭天然ガスパイプラインと蘭銀天然ガスパイプラインの合流地点であり、天然ガス市場の潜在力は巨大。特に第2西気東輸パイプラインが完成すると、蘭州市への天然ガス供給が十分確保される。 PetroChinaは今年8月、昆侖燃気有限公司並びに昆侖天然気利用公司を設立して、天然ガス下流市場と都市ガス配給事業への全面的な参入を開始している。昆侖燃気はすでに中国の20余りの省・直轄市・自治区において、一連の大型プロジェクトの運営と開発を手がけている。 蘭州は国家発展改革委員会が指定した第2期石油備蓄基地であり、蘭州燃気化工集団公司は天然ガス業務を主とする国有持ち株企業である。PetroChinaは近年、蘭州石化の生産能力を拡大し、製油1,000万トン、エチレン80万トンの生産規模を形成している。なお、PetroChinaの親会社である中国石油天然ガス集団(CNPC)は甘粛省政府との間で全面戦略協力協議書に調印している。 (中証網 12月1日)
11月26日、中石油昆侖燃気有限公司と蘭州市人民政府は戦略協力枠組協議書に調印し、蘭州の天然ガス市場の総合開発を進めることになった。
蘭州市にはすでにガス市場が形成されているが、合意によると、昆侖燃気は、市の発展計画と結びつける形で、蘭州の民生用、商業用、工業用天然ガス市場の総合開発を図り、蘭州周辺でも天然ガス市場を開拓するとともに、関連産業の開発も進める。昆侖燃気はそのため、蘭州燃気化工集団有限公司を再編して、新たに共同出資公司を設ける。
蘭州は中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)の渋寧蘭天然ガスパイプラインと蘭銀天然ガスパイプラインの合流地点であり、天然ガス市場の潜在力は巨大。特に第2西気東輸パイプラインが完成すると、蘭州市への天然ガス供給が十分確保される。
PetroChinaは今年8月、昆侖燃気有限公司並びに昆侖天然気利用公司を設立して、天然ガス下流市場と都市ガス配給事業への全面的な参入を開始している。昆侖燃気はすでに中国の20余りの省・直轄市・自治区において、一連の大型プロジェクトの運営と開発を手がけている。
蘭州は国家発展改革委員会が指定した第2期石油備蓄基地であり、蘭州燃気化工集団公司は天然ガス業務を主とする国有持ち株企業である。PetroChinaは近年、蘭州石化の生産能力を拡大し、製油1,000万トン、エチレン80万トンの生産規模を形成している。なお、PetroChinaの親会社である中国石油天然ガス集団(CNPC)は甘粛省政府との間で全面戦略協力協議書に調印している。
(中証網 12月1日)