中国石油天然ガス集団(CNPC)の情報によると、西北、新疆及び海外の天然ガスを山東省に導入する基幹パイプラインが建設される。このパイプラインは泰安市を起点に、青島市、烟台市を経て威海市まで。また、栖霞市で基幹パイプラインから分岐する支線を烟台市に属する招遠市まで敷設する。2010年に着工され、2012年に稼動を開始する予定。具体的なルートについては目下実証作業が進められている。

　これにより、招遠市は第2のガス供給源を有することになり、工業用、民生用ガスの確実な供給源が確保されるとともに、ガソリン自動車から天然ガス自動車への転換を大規模に進める上でも条件が整うことになる。

　（中国管道商務網 12月17日）