発展改革委員会は18日、ジェット燃料油出荷価格を12月19日0時よりトン当たり2,400〜5,050元引き下げると発表した。 トン当たり2,400元値下げされる場合でも中国東方航空の年間燃料コストは30億元下がる。また、中国国際航空は37億元、南方航空は58億元の節減になる。 今回のジェット燃料油の値下げに応じて、燃油サーチャージも引き下げられる見込み。但し、今年6月以降、国内のジェット燃料油価格は3回にわたって引き上げられていたが、燃油サーチャージの値上げ幅は燃料油よりも小さかったので、今回の燃料油値下げに伴う燃油サーチャージの値下げ幅は相対的に小さくなる。そのため、航空会社にとっては、たとえ燃油サーチャージが下がっても、燃料費の削減による利益の方がはるかに大きなものになろう。 東方航空によると、近年の国際原油価格高騰により、航空会社の総コストの中で燃料油のコストが占める割合はますます高くなっており、2003年には約30%であったのが、今や42%に上昇しているとのこと。 (上海証券報 12月19日)
発展改革委員会は18日、ジェット燃料油出荷価格を12月19日0時よりトン当たり2,400〜5,050元引き下げると発表した。
トン当たり2,400元値下げされる場合でも中国東方航空の年間燃料コストは30億元下がる。また、中国国際航空は37億元、南方航空は58億元の節減になる。
今回のジェット燃料油の値下げに応じて、燃油サーチャージも引き下げられる見込み。但し、今年6月以降、国内のジェット燃料油価格は3回にわたって引き上げられていたが、燃油サーチャージの値上げ幅は燃料油よりも小さかったので、今回の燃料油値下げに伴う燃油サーチャージの値下げ幅は相対的に小さくなる。そのため、航空会社にとっては、たとえ燃油サーチャージが下がっても、燃料費の削減による利益の方がはるかに大きなものになろう。
東方航空によると、近年の国際原油価格高騰により、航空会社の総コストの中で燃料油のコストが占める割合はますます高くなっており、2003年には約30%であったのが、今や42%に上昇しているとのこと。
(上海証券報 12月19日)