中国石油化学工業協会が先頃明らかにした統計データによると、中国の2008年の石油製品総消費量は2.15億トン、前年比11.9％の増加になった。2008年の伸び率は2007年に比べ5ポイント上昇した。

　また、2008年の原油消費量は3.65億トン、2007年比5.8％になったが、伸び率は2007年に比べ1.5ポイント下がった。

　中国石油化学工業協会の発表によると、2008年の通年の石油製品消費量の伸び率が原油のそれを上回ったのは、2008年の第2及び第3四半期において石油製品の輸入量が大幅に増加したためである。統計によると、中国は2008年に前年比107.4％増に当たる1,471万トンの石油製品を輸入した。

　中国石油天然ガス集団(CNPC)の予測によると、中国の今年の消費量は原油3.79億トン、ガソリン6,440万トン、軽油1.44億トン、灯油1,310万トンになる見通し。2008年に比べ、原油は3.8％、石油製品は3％増加することになる。

　（中国石化新聞網 2月1日）