財政部は、省エネ型自動車及び新エネルギー自動車の購入に助成措置を適用することにした。

　助成対象になるのは、ハイブリッド車、純電動自動車、燃料電池車の購入。助成基準は省エネ型、新エネルギー自動車と在来型自動車との差額をもとに、スケールメリットや技術進歩等も加味して確定される。

　具体的には、乗用車及び小型商用車のうち、ハイブリッド車は5級に分けて最高5万元の補助金が給付され、純電動自動車は6万元、燃料電池車は25万元の補助金を受けることが出来る。

　なお、これより先、財政部と科技部は、北京、上海、重慶など全国13都市で省エネ型、新エネルギー自動車の普及を試験的に進めてきた。路線バス、タクシー、公用車、環境衛生、郵便等の公共サービス分野の省エネ型、新エネルギー自動車の購入を助成措置の対象とする。助成基準の最も高いのは高性能の燃料電池路線バスで、1台につき60万元の補助金が給付される。

　（中国証券報 2月6日）