中国五大発電集団の1つである大唐集団の●若愚総経理(社長)は3日、同社が海外での石炭調達拡大を検討していることを明らかにした。大唐集団は目下オーストラリアの某炭鉱と商談を進めており、一部はすでにまとまっている。 ●若愚総経理によると、大唐集団の発電用石炭のほとんどは依然として国内市場から調達しているが、輸送費を加算しても海外で調達する方が国内で買い入れるよりも安く、採算が取れる。調達先にはベトナム等の東南アジアやオーストラリアを検討している。 中国国内の石炭価格が依然高いため、大唐集団は今年1月、2月も赤字が続いている。現在、国内の発電用石炭価格は昨年の重点契約価格よりも100元以上高くなっている。今年、大唐集団が赤字から黒字に転換できるかどうかは石炭価格次第と●若愚総経理は言う。2008年の大唐集団の赤字は63億元に上った。石炭価格が大幅に高騰し、燃料コストが180億元増えたためである。もし発電用石炭の重点契約価格が昨年より50元下がれば、今年は黒字になるが、昨年の価格よりも高い場合、大唐集団は今年も赤字になる。 ●…「擢」の手偏なし (国際煤炭網 3月4日)
中国五大発電集団の1つである大唐集団の●若愚総経理(社長)は3日、同社が海外での石炭調達拡大を検討していることを明らかにした。大唐集団は目下オーストラリアの某炭鉱と商談を進めており、一部はすでにまとまっている。
●若愚総経理によると、大唐集団の発電用石炭のほとんどは依然として国内市場から調達しているが、輸送費を加算しても海外で調達する方が国内で買い入れるよりも安く、採算が取れる。調達先にはベトナム等の東南アジアやオーストラリアを検討している。
中国国内の石炭価格が依然高いため、大唐集団は今年1月、2月も赤字が続いている。現在、国内の発電用石炭価格は昨年の重点契約価格よりも100元以上高くなっている。今年、大唐集団が赤字から黒字に転換できるかどうかは石炭価格次第と●若愚総経理は言う。2008年の大唐集団の赤字は63億元に上った。石炭価格が大幅に高騰し、燃料コストが180億元増えたためである。もし発電用石炭の重点契約価格が昨年より50元下がれば、今年は黒字になるが、昨年の価格よりも高い場合、大唐集団は今年も赤字になる。
●…「擢」の手偏なし
(国際煤炭網 3月4日)