国家統計局が11日発表した統計によると、中国の1〜2月の都市固定資産投資は前年同期比26.5％増の1兆276億元になったが、不動産開発投資は2,398億元と、前年同期比1.0％の微増に止まった。

　中央、地方別では、中央事業投資が1,070億元、前年同期比40.3％増になり、地方事業投資が9,206億元、25.1％増になった。

　産業別では、第一次産業が108億元、前年同期比100.3％増、第二次が4,182億元、24.8％増、第三次が5,985億元、26.9％増。

　業種別では、石炭採掘・選炭業の投資が前年同期比59.6％増、電力・熱力生産供給業が20.6％増になったが、石油・天然ガス採掘業の投資は前年同期比13.8％のマイナスになった。鉄道運輸業の投資は前年同期比210.1％増と大幅に増えた。非金属採鉱・製品は58.7％増に上ったが、鉄鉱採掘・精錬・圧延加工業は4.9％増に止まった。非鉄金属採鉱・精錬・圧延加工は47.2％増。

　内外資本別では、内資企業の投資が30.7％増になったのに対し、外国企業投資が2.1％増、香港・マカオ・台湾企業投資が1.1％増と伸び率は大幅に下がった。

　（国家統計局 3月11日）