今年1〜2月期における中国の一定規模以上の製造企業の利益総額は、前年同期比37.3％減の2,191億元となった。

　業種別では、石油・天然ガス採掘業は前年同期比86.1％、化学工業は49.3％、建材業3.6％、電子通信設備製造業96.3％、専用設備製造業は13.4％、交通運輸設備製造業40.4％、電力事業77.0％のそれぞれ減益になった。

　鉄鋼業は昨年同期の255億元の黒字から7.7億元の赤字に転じ、非鉄金属及び圧延加工業は同じく128億元の黒字から19.3億元の赤字に、化学繊維は12億元の黒字から1.3億元の赤字に転じた。

　石炭採掘業は前年同期比15.0％の増益になり、石油精製・コークス業は前年同期比の194億元の赤字から今期は117億元の黒字に転換した。

　一定規模以上の製造業の営業収入は6兆602億元で、前年同期比3.1％減。

　（国家統計局ウェブサイト 3月27日）