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【石油・天然ガス】

仏トタル社が年内にも内蒙古蘇里格ガス田の開発を開始 (09/04/10)
2009/4/13
中国【石油・天然ガス】

 ノルウェーUpstream Onlineの4月9日付報道によると、フランスのトタル社は今年末までに中国の天然ガス田開発を正式に開始する。トタルのクリストフ・ドマルジェリ(Christophe de Margerie)最高経営責任者(CEO)が9日、北京で明らかにした。

 ドマルジェリCEOによると、中国石油天然ガス股フェン公司(PetroChina)もトタルとの合弁会社設立に賛同しており、両社は今年末までに着工の決定を下すことになる。

 トタルとPetroChinaは2006年に生産物分与契約に調印しており、トタルはこの契約に従って内蒙古の蘇里格ガス田の評価、開発、生産を行うことになる。蘇里格の天然ガス鉱区は面積2,390km2に上る。

 中国の報道によると、トタルはすでにPetroChinaへ蘇里格ガス田総合開発計画を手交したとのこと。

 なお、PetroChinaはロイヤル・ダッチ・シェルとの間でも、内蒙古の長北ガス田開発をめぐって同様の合意文書に調印しており、また、シェブロンとの間では、四川省川東北ガス田の開発に関して合意文書に調印している。

 (中国石化新聞網 4月10日)