華能集団は、チベット自治区政府との戦略協力合意を実施に移しチベットにおけるエネルギー協力を強化するため、華能チベット発電有限公司を設立した。同公司は資本金1億元、華能の全額出資子公司である。電力（熱力）、クリーン・エネルギー等の事業開発、建設及び経営管理を業務とし、目下水力発電開発を進めている。

　華能集団は華能チベット発電有限公司の設立を契機として、チベットの水力発電開発を加速させるとともに、チベット電力網がカバーしていない辺境地区に風力、ソーラー等の新エネルギープロジェクトを建設し、エネルギーというボトルネック問題の解決を図ることになる。

　なお、2005年9月、華能集団とチベット自治区政府は戦略協力合意に達して、エネルギー分野やその他の分野における協力をより一層強化することになり、さらに今年8月には、協力をより一層深化させることで新たな共通認識に達していた。
　
　（中国電力新聞網 9月28日）