国家発展改革委員会副主任・張暁超は19日、中国は石油価格のさらなる市場化を進めると述べた。

　張暁超副主任は、この数年、特に2008年のような原油など大幅な価格変動は持続可能な発展にとって不利であるとし、また、初級製品価格の激しい変動は国際金融危機と緊密に関係していると指摘した上で、鉱産物、石油など再生不可能なエネルギーの価格には、この種の商品の特質と環境に対する影響をも反映させなければならないとの考えを示した。

　張暁超副主任は、将来の石油上限価格については、国際油価に基づき調整するようにしてさらなる市場化を進めるとし、今年は石油価格制度改革を一層深めると述べた。また、「中国は石油戦略備蓄基地第2期の建設をすでに公表しており、国内価格制度改革を促進する必要がある」とした。

　（広州日報 4月20日）