中国国家統計局が12日に発表した統計によると、中国の今年1〜4月の都市固定資産投資は前年同期比30.5％増の3兆7,082億元に上った。うち不動産開発投資は7,290億元に上ったが、伸び率は4.9％に止まった。

　1〜4月の都市固定資産投資のうち、中央事業投資は3,466億元、前年同期比29.3％増、地方事業投資は3兆3,617億元、30.6％増。

　産業別では、第一次産業投資が583億元、82.1％増、第二次産業1兆5,992億元、27.8％増、第三次産業2兆507億元、31.6％増。

　主要業種別では、電力・熱力生産供給業の投資が18％増、石油・天然ガス採掘業が10.1％増になり、特に石炭採掘選炭業の投資は36.6％、鉄道運輸業は94.2％、非金属採掘業は58.6%、非鉄金属関連は26.5％もの大幅な伸びを示した。

　企業類型別では、国内企業投資が3兆3,624億元、前年同期比34.6％増に上ったが、香港・マカオ・台湾企業投資は1,439億元、0.3％の微増に止まり、外国企業投資は1,843億元で、前年同期より1.2％の減少となった。

　資金調達状況を見ると、都市固定資産投資の調達資金は5兆38億元、前年同期比34.6％増。うち国内融資は31.2％増、外資利用は0.7％減、自己資本は37.4％増。

　（国家統計局ウェブサイト 5月12日）