中国の一定規模（営業収入500万元以上）以上の製造企業の4月期における付加価値額は前年同期比7.3％増になったが、伸び率は前年同期を8.4ポイント下回った。

　主要業種別の付加価値額の伸び率は、紡績7.8％、化学原料及び化学製品9.5％、非金属製品11.7％、汎用設備7.1％、交通運輸設備9.6％、電気機械及び機材9.6％となった。通信機器・コンピューター及びその他電子機器の伸び率は1.1％、電力・熱力生産供給は1.7％に止まり、鉄鋼精錬圧延加工は1.7％のマイナスになった。

　製品別では、原炭が2.3億トン、前年同期比7.9％増、原油が1,559.4万トン、0.8％増になる。発電量は2,712.9億kWh、前年同期比3.5％のマイナスになった。また、銑鉄生産量は4,163.1万トン、前年同期比0.4％の微増に止まり、鋼材生産量は5,291.5万トン、2.6％増に止まった。粗鋼生産量は4,341.3万トンで、前年同期比3.9％のマイナス。セメントは1.5億トンに上り、前年同期比12.9％の増加を示した。自動車は118.1万台、17.9％増、うち乗用車は58.9万台で、17.3％増。

　全国一定規模以上の製造企業の1〜4月期における付加価値額は、前年同期比5.5％増になった。

　（国家統計局ウェブサイト 5月13日）