国家電力指令センターの情報によると、5月上旬における中国の電力使用量は前年同期比4.3%減になった。減少幅は、4月上旬の3.6%、中旬の4.3%、下旬の3.6%よりも一層大きくなった。また、発電量は前年同期比3.9%の減少になった。 5月上旬の減少幅が大きかったのは東北、華北、西北で、東北9.5%、華北5.7%、西北6.6%の減少になった。華東と華中は減少幅が小さく、華東は0.8%、華中は1.2%の減少に止まった。 分析によると、電力使用量の減少幅が依然大きい原因は主に今年5月上旬の営業日が前年同期よりも1日少なかったからであり、この点を考慮に入れると実際の減少幅はより小さいものになる。 また、鉄鋼と電解アルミの生産量上昇と電力使用量の回復に伴って、5月全体の電力使用量の減少幅は前月よりも縮小するだろう。政府投資が具体化していけば、鉄鋼、セメント企業の電力使用量も増加する見込みである。 (中国能源網 5月15日)
国家電力指令センターの情報によると、5月上旬における中国の電力使用量は前年同期比4.3%減になった。減少幅は、4月上旬の3.6%、中旬の4.3%、下旬の3.6%よりも一層大きくなった。また、発電量は前年同期比3.9%の減少になった。
5月上旬の減少幅が大きかったのは東北、華北、西北で、東北9.5%、華北5.7%、西北6.6%の減少になった。華東と華中は減少幅が小さく、華東は0.8%、華中は1.2%の減少に止まった。
分析によると、電力使用量の減少幅が依然大きい原因は主に今年5月上旬の営業日が前年同期よりも1日少なかったからであり、この点を考慮に入れると実際の減少幅はより小さいものになる。
また、鉄鋼と電解アルミの生産量上昇と電力使用量の回復に伴って、5月全体の電力使用量の減少幅は前月よりも縮小するだろう。政府投資が具体化していけば、鉄鋼、セメント企業の電力使用量も増加する見込みである。
(中国能源網 5月15日)