中国の4月の全国財政収入は5,897.15億元で、前年同月に比べ927.73億元、13.6%減少した。うち中央財政収入は2,940.74億元、前年同月比25.2%の減少、地方財政収入は2,956.41億元、2.2%の増加になった。 4月の財政収入の減少幅が3月に比べ一層拡大した原因には、企業所得税や輸入過程に課せられる税の大幅な税収減、輸出還付税の大幅な増加、石油特別収益金の減収などがある。 項目別では、国内付加価値税収入は前年同期比7.8%減、国内消費税は81.6%増(石油製品消費税が新設されたためで、それを除くと実質0.1%増)、営業税4.2%増。企業所得税は27%減、個人所得税は7.5%減。輸入貨物にかかる付加価値税・消費税は17.7%減、関税は41.4%減。証券取引印紙税は64.9%の減少。車両取得税は5.7%減。輸出還付税は18.6%増(その分財政収入が減少)になった。石油特別収益金は石油価格の暴落により、98.9%の激減となった。 1〜4月の財政収入は2兆539億元、前年同期比9.9%減、うち中央財政収入は1兆153億元、20%減、地方財政収入は1兆385億元、2.8%増。財政収入のうち税収は1兆8,336.81億元、前年同期比11.1%減。1〜4月の財政収入が大幅に低下した原因には、?@経済成長の鈍化、企業収益の下落による財政収入源の減少、?A積極的財政政策と構造的減税策の実施、輸出還付税の大幅増などの政策的要因や、?BPPI、CPIの低下による現行価格で計算した財政収入の減少が挙げられる。 一方、4月期の財政支出は1兆7,888.97億元で、前年同月に比べ4,303.79億元、31.7%の増加になった。うち中央財政支出は29.3%増、地方財政支出は32.3%増。財政支出が大きな伸びを示した原因には、積極財政政策、内需拡大策の実施があり、速やかに財政出動を行って、各種支出を賄ったことがある。 (財政部ウェブサイト 5月15日)
中国の4月の全国財政収入は5,897.15億元で、前年同月に比べ927.73億元、13.6%減少した。うち中央財政収入は2,940.74億元、前年同月比25.2%の減少、地方財政収入は2,956.41億元、2.2%の増加になった。
4月の財政収入の減少幅が3月に比べ一層拡大した原因には、企業所得税や輸入過程に課せられる税の大幅な税収減、輸出還付税の大幅な増加、石油特別収益金の減収などがある。
項目別では、国内付加価値税収入は前年同期比7.8%減、国内消費税は81.6%増(石油製品消費税が新設されたためで、それを除くと実質0.1%増)、営業税4.2%増。企業所得税は27%減、個人所得税は7.5%減。輸入貨物にかかる付加価値税・消費税は17.7%減、関税は41.4%減。証券取引印紙税は64.9%の減少。車両取得税は5.7%減。輸出還付税は18.6%増(その分財政収入が減少)になった。石油特別収益金は石油価格の暴落により、98.9%の激減となった。
1〜4月の財政収入は2兆539億元、前年同期比9.9%減、うち中央財政収入は1兆153億元、20%減、地方財政収入は1兆385億元、2.8%増。財政収入のうち税収は1兆8,336.81億元、前年同期比11.1%減。1〜4月の財政収入が大幅に低下した原因には、?@経済成長の鈍化、企業収益の下落による財政収入源の減少、?A積極的財政政策と構造的減税策の実施、輸出還付税の大幅増などの政策的要因や、?BPPI、CPIの低下による現行価格で計算した財政収入の減少が挙げられる。
一方、4月期の財政支出は1兆7,888.97億元で、前年同月に比べ4,303.79億元、31.7%の増加になった。うち中央財政支出は29.3%増、地方財政支出は32.3%増。財政支出が大きな伸びを示した原因には、積極財政政策、内需拡大策の実施があり、速やかに財政出動を行って、各種支出を賄ったことがある。
(財政部ウェブサイト 5月15日)