国家能源局が起草作業を進めている新エネルギー発展計画の5つの枠組みが基本的に確定した。(1) 中国の新エネルギーの現状及び直面する情勢、(2) 指導思想と基本原則、(3) 計画目標、(4) 任務と重要事業、(5) 政策保障措置からなる。国家能源局の劉●副局長が明らかにした。

　劉副局長によると、新エネルギー発展計画では、新エネルギーは次の2つの部分に分けられる。1つは、風力発電、ソーラー、バイオマス等の新エネルギー、もう1つは在来型エネルギーの技術革新によって生まれる新たなエネルギーであり、例えばクリーン・コール技術、自動車用新型燃料、インテリジェント電力系統などがこれに当たる。

　劉副局長は、中国が新エネルギー産業をさらに発展させる次の一手として、次の5つの点に取り組まなければならないと指摘した。(1) 新エネルギーを戦略的に位置づけること、(2) 新エネルギー産業発展計画、(3) 新エネルギー技術研究開発、(4) 新エネルギー産業投資、(5) 体制の革新。

　（中国能源報 6月8日）

　●…王へんに「奇」