国家能源局の孫勤副局長は6月1日に開かれた記者発表会において、2020年の中国の原子力発電設備容量の目標が1億kW超になる可能性に言及した。 孫勤副局長によると、原子力発電中長期開発計画が策定された際には、2020年における中国の電力設備容量の予想値を10億kWとして、電力設備容量全体の中で原子力発電が4%を占めることを目標としていたが、現在電力設備容量は予想以上に拡大しており、2020年の電力設備総容量は14〜15億kWになると予想される。原子力発電の比率を4%としても、4,000万kWになる。孫勤副局長は、原子力発電の比率は5%に引き上げるのが妥当との個人的考えを示したが、しかし、この比率が7〜8%に引き上げられ、原子力発電の設備容量が9,800万kW〜1億2,000万kWになる可能性もあると指摘した。 孫勤副局長は、2020年の具体的な目標値は未だ確定しておらず、国家能源局が各方面の意見を聴取していることを明らかにした上で、中国の原子力発電の発展の余地は極めて大きいと述べた。 (人民網 6月8日)
国家能源局の孫勤副局長は6月1日に開かれた記者発表会において、2020年の中国の原子力発電設備容量の目標が1億kW超になる可能性に言及した。
孫勤副局長によると、原子力発電中長期開発計画が策定された際には、2020年における中国の電力設備容量の予想値を10億kWとして、電力設備容量全体の中で原子力発電が4%を占めることを目標としていたが、現在電力設備容量は予想以上に拡大しており、2020年の電力設備総容量は14〜15億kWになると予想される。原子力発電の比率を4%としても、4,000万kWになる。孫勤副局長は、原子力発電の比率は5%に引き上げるのが妥当との個人的考えを示したが、しかし、この比率が7〜8%に引き上げられ、原子力発電の設備容量が9,800万kW〜1億2,000万kWになる可能性もあると指摘した。
孫勤副局長は、2020年の具体的な目標値は未だ確定しておらず、国家能源局が各方面の意見を聴取していることを明らかにした上で、中国の原子力発電の発展の余地は極めて大きいと述べた。
(人民網 6月8日)