今年第1四半期、広東省の単位GDP当たりエネルギー消費は著しく低下した。エネルギー多消費の成長が鈍化し、省エネの効果が鮮明になっている。 単位GDP当たりのエネルギー消費が低下 広東省の単位GDP当たりのエネルギー消費の減少幅は、昨年の4.32%から今年第1四半期は5.26%に広がった。特に工業付加価値生産額当たりのエネルギー消費が大幅に低下した。今年第1四半期における一定規模以上の工業付加価値生産額当たりエネルギー消費は前年同期比12.8%の減少になった。うち軽工業は16.5%、重工業は10.2%の減少。また、第1四半期における火力発電の標準炭消費量は316g/kWhで、前年同期より4g下がった。電力供給量単位だと前年同期より2g少ない336g/kWhになる。 エネルギー多消費産業の成長が減速 エネルギー多消費産業の付加価値生産額の伸び率が下がった。第1四半期における6大エネルギー多消費産業の付加価値生産額は前年同期比1.4%のマイナスになり、伸び率は13.1ポイント下がった。 エネルギー生産が減少 石油製品及び人工ガスの生産量が著しく減少した。第1四半期の原油処理量は前年同期比5.3%減少した。石油製品生産量は、灯油−0.1%、軽油−14.5%、重油−15.5%と軒並みマイナスになり、人工ガス生産量に到っては−25.9%になった。ガソリンは0.9%の微増に止まった。 電力生産も減少した。第1四半期の発電量と省外からの電力購入量は合計719.15億kWhで、前年同期比7.18%減。発電量は512.91億kWh、前年同期比23.08%減。うち水力発電16.5%、火力発電26.53%、原子力発電2.9%、風力発電23.42%の減少。一方、省外からの電力購入量は91.06%増加した。 一次エネルギー生産の伸び率が下がった。第1四半期の一次エネルギー生産量は1,155.8万tce(標準炭換算トン)、前年同期比3%増に止まり、伸び率は1.2ポイント下がった。 (広東省統計局 6月10日)
今年第1四半期、広東省の単位GDP当たりエネルギー消費は著しく低下した。エネルギー多消費の成長が鈍化し、省エネの効果が鮮明になっている。
単位GDP当たりのエネルギー消費が低下
広東省の単位GDP当たりのエネルギー消費の減少幅は、昨年の4.32%から今年第1四半期は5.26%に広がった。特に工業付加価値生産額当たりのエネルギー消費が大幅に低下した。今年第1四半期における一定規模以上の工業付加価値生産額当たりエネルギー消費は前年同期比12.8%の減少になった。うち軽工業は16.5%、重工業は10.2%の減少。また、第1四半期における火力発電の標準炭消費量は316g/kWhで、前年同期より4g下がった。電力供給量単位だと前年同期より2g少ない336g/kWhになる。
エネルギー多消費産業の成長が減速
エネルギー多消費産業の付加価値生産額の伸び率が下がった。第1四半期における6大エネルギー多消費産業の付加価値生産額は前年同期比1.4%のマイナスになり、伸び率は13.1ポイント下がった。
エネルギー生産が減少
石油製品及び人工ガスの生産量が著しく減少した。第1四半期の原油処理量は前年同期比5.3%減少した。石油製品生産量は、灯油−0.1%、軽油−14.5%、重油−15.5%と軒並みマイナスになり、人工ガス生産量に到っては−25.9%になった。ガソリンは0.9%の微増に止まった。
電力生産も減少した。第1四半期の発電量と省外からの電力購入量は合計719.15億kWhで、前年同期比7.18%減。発電量は512.91億kWh、前年同期比23.08%減。うち水力発電16.5%、火力発電26.53%、原子力発電2.9%、風力発電23.42%の減少。一方、省外からの電力購入量は91.06%増加した。
一次エネルギー生産の伸び率が下がった。第1四半期の一次エネルギー生産量は1,155.8万tce(標準炭換算トン)、前年同期比3%増に止まり、伸び率は1.2ポイント下がった。
(広東省統計局 6月10日)